当院は「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」において、厚生労働省により先進医療実施医療機関として認定されています。
先進医療制度とは、現状では保険適用されていない新しい医療技術で、安全性と治療効果が確保された技術について、保険診療と自費治療の併用が認められるものです。ただし、先進医療実施医療機関でしか適用されず、認定された医療機関以外で治療を受けた場合は、「先進医療」の適用にはなりません。
白内障治療の領域では、多焦点眼内レンズが先進医療にあたります。手術自体は全額自己負担となりますが、その前後に受ける診察、検査、投薬などについては、一般の保険診療と同じように公的医療保険が適用されます。また、先進医療給付を民間の医療保険で加入している場合は、自己負担分はなくなります。