白内障が進行すると、濁った水晶体を吸い出して、代わりに眼内レンズを挿入する治療が必要となります。眼内レンズには、単焦点眼内レンズ・多焦点眼内レンズ・乱視矯正眼内レンズの3種類があり、焦点の合わせ方などの違いがあります。
当院では、特定のレンズを推奨することはしていません。その理由は、患者さんのライフスタイルに合わせてじっくり選んでいただきたいからです。
例えば、本やメモなど近くのものを見たいのか、移動やお買い物で遠くのものを見たいのかでは選ぶレンズは異なります。
もちろん、こちらからいくつかの選択肢をご提示し、ご納得いただくまで説明を行っています。そのうえで、ご家族と相談しながら検討していただいております。